【スタッフblog】千曲市大雲寺のハス

当ホテルから車で約1時間10～30分の千曲市エリア。東日本最大級の古墳や、北国街道（善光寺街道）沿いの古い町並み、歴史ある神社仏閣など、たいへん趣のある観光地です。

大雲寺の駐車場に到着すると、いきなり城郭を思わせる高い石垣に圧倒されます。石のサイズも巨大です。

寺院の前には池があり、蓮が繁殖し花が咲いているエリアも相当広く、上田市信濃国分寺のハス畑と同等クラスの広さがありました。

ハスの花を観察したところ、花びらが大きく紅色の濃さからこれは古代ハス･･･1951年に東京都内で発見された2,000年以上昔の実から発芽・開花したハス＝大賀ハスではないかと思われます。信濃国分寺で咲いているような一般的な蓮からは上品さ・繊細さの印象を受けますが、こちらからはワイルドさや大胆さを感じました。ただし、あれだけの数が咲いていたのに、不思議と、仏様が花弁中心の台座（花托〔蜂の巣状の子房の部分〕）の上に座しているような状態の花を見つけられませんでした。いつか、古代ハスのベスト状態の「蓮花」に会いたいと思っています。

蓮だけではなく、紫陽花のお出迎えも凄いですし、城郭風の石垣、湖面に映る寺院、そして変わり石仏のある裏山「霊諍山（れいじょうざん）」など、話題にこと欠かない大雲寺、機会があれば立ち寄ってみてくださいませ。

【大雲寺 所在地】長野県千曲市八幡郡1253


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