ホテルから車で約60分
白根山の南西麓、標高1,800mの緑に囲まれた
高山温泉郷が人気です。
SPOT1万座温泉
ホテルから車で
有料道路 約50分
詳細を見る
1日540万リットルの湧出量を誇る硫黄泉で泉質は27種類を数えます。
源泉は80度の高温で万病に効くとされ、美肌効果も高く女性に人気です。
歴史は古く、坂上田村麻呂がこの地で鬼退治をしたという伝説が残り、江戸末期から多くの湯治客で賑わっています。湯けむりをあげる湯畑があり、硫黄の臭いが辺りに広がっています。
SPOT2空吹き
ホテルから車で
有料道路 約50分
詳細を見る
万座温泉のダイナミックな名物、「からぶき」。
「ここは昔は、音を立てて蒸気を出していたので、空噴きとよばれています」という但し書きがあります。硫化水素ガスや亜硫酸ガスを含んだ火山性ガスが渓谷の硫気孔から勢いよく噴き出し、山の切れ間から、もうもうと上がる噴煙は必見です。
この空吹きは、昔の噴火口跡で雨水や地下水が滲み込み水蒸気となって火山性ガスとともに吹き出しています。硫黄臭がかなり強いです。
SPOT3薬師堂
ホテルから車で
有料道路 約50分(+徒歩約10分)
詳細を見る
1715年ごろの建造物といわれ、万座温泉を見守り続けています。 湯小屋さえなかった自然風呂時代にも、薬師堂は建立されていたものと思われる文献も残っていて、薬師如来が祀られています。
SPOT4熊四郎洞窟、稲網宮
ホテルから車で
有料道路 約50分(+徒歩約10分)
詳細を見る
万座温泉から北の山に登る崖の中腹にある天然の洞窟。遠く縄文・弥生の頃から万座の温泉が使われていた証の土器が洞窟から発見されました。この洞窟が万座温泉最初の宿といっても良く、思いは太古の昔に広がります。
主人を救った犬の熊と白「熊四郎洞窟伝説」
万座温泉がまだ世に知られない昔のこと、鹿や熊を求めて狩りをする者だけが、時々この奥地に踏み入り、泊まる宿もないので、天然の洞窟を頼りに一夜の夢を結ぶことが多くありました。
ある日のこと、干俣から猟師がいつものように、熊と白という二匹の犬を連れてやって来ました。
獲物を追って駆けずり回っているうちに、日は傾き夜のとばりがおりてきたのでいつものようにこの洞窟に泊まることにしました。
ところが、連れてきた二匹の犬が、急にけたたましく吠え出したのです。
叱っても、ますます吠え続けるので、猟師は眠ることも出来ず、腹立ちまぎれに山刀を抜いて二匹の首を切ってしまいました。
すると、二つの首は見る間に空に飛び上がり、猟師は驚いてその方向を見ると、猟師の頭上から狙っていた大蛇の首にガブリと噛みつき、まもなく大蛇は息絶えました。猟師は自分を救ってくれた二匹の犬の忠死を悲しみ、深く惜しみました。長年仕えてくれた熊と白の名前を後世に伝えて、霊を慰めたいとこの洞窟を「熊四郎岩窟」と呼ぶようになったと言い伝えられています。